こんにちは!
武蔵境の土台から整える女性向けパーソナルジム
Kaid Fit武蔵境店の千葉です!
皆さんは普段、自の身体がどんな状態なのか意識することってありますか?
例えば、歩いているときの足の位置だったり、腕を動かしているときの感覚だったり。
おそらく、普段はそんなことをいちいち考えないですよね。
でも、僕たちが当たり前のように身体を動かせているのって、実は筋肉が働いているからだけではないんです。
自分の身体が今どこにあって、どう動いているのかを感じ取ることも、すごく大切なんです。
そこで今回お話ししたいのが「体性感覚」というものです。
ちょっと難しそうな名前ですよね(笑)
でも実は、皆さんも毎日のように使っている、とても身近な感覚なんです。
今回は、この体性感覚がどんなものなのか、そして普段の身体の動きとどう関係しているのかを、できるだけわかりやすくお話ししていきたいと思います。

第1章|目を閉じても手足の位置がわかるのはなぜ?
突然ですが、ちょっと試してみてほしいことがあります。
まず、目を閉じて右手を頭の上に上げてみてください。
どうでしょう?
目を閉じていても、自分の手が頭の上にあることはわかりますよね。
では、今度はそのまま肘を曲げたり伸ばしたりしてみてください。
これも、目で見ていなくても肘がどれくらい曲がっているのか、なんとなくわかると思います。
でも、これってちょっと不思議じゃないですか?
目で見ているわけでもないのに、どうして自分の身体がどこにあるのかわかるのでしょうか?
実はこれ、僕たちの身体に備わっている「体性感覚」というものが関係しているんです。
あまり聞き慣れない言葉かもしれません。
でも、体性感覚は皆さんが普段の生活で当たり前のように使っている感覚なんです。
例えば、歩くときにいちいち自分の足元を確認しなくても歩けますよね。
背中に手を回すときも、手が見えなくなったからといって、どこにあるのかわからなくなるわけではありません。
こうした何気ない動きにも、体性感覚が関わっています。
僕は普段、お客様の身体を見るときに、筋力や柔軟性だけでなく、こうした**「自分の身体をどれくらい感じ取れているのか」**という部分も大切にしています。
というのも、身体を上手に動かすためには、筋肉の力だけでなく、自分の身体が今どうなっているのかを感じ取ることも大切だからです。
では、この体性感覚とは具体的にどんなものなのでしょうか?

第2章|体性感覚とは?身体から脳に届くさまざまな情報
前の章では、目を閉じていても自分の手足がどこにあるのかわかる、というお話をしました。
これには「体性感覚」というものが関係しているんですが、そもそも体性感覚って何なのでしょうか?
なんだか難しそうな名前ですよね(笑)
でも、実は皆さんも普段から当たり前のように使っている感覚なんです。
例えば、誰かに肩をトントンと叩かれたら、触られたことがわかりますよね。
お風呂に入れば、お湯が温かいこともわかります。
裸足で床に立てば、足の裏に床が触れていることも感じられると思います。
実は、こうした感覚もすべて体性感覚の仲間なんです。
意外と身近なものですよね。
そして、体性感覚にはもう一つ、今回ぜひ知ってほしい働きがあります。
それが、自分の身体が今どこにあって、どう動いているのかを感じ取ることです。
これを「固有感覚」と呼ぶんですが、名前は覚えなくても大丈夫です。
ここで知ってほしいのは、僕たちの身体には、目で見なくても自分の身体の状態を感じ取る仕組みがあるということなんです。
では、こうした感覚って、どうやって生まれているのでしょうか?
実は、皮膚や筋肉、関節などには、身体の状態や変化を感じ取るためのセンサーのようなものがあるんです。
そこから得られた情報が神経を通って脳へと送られています。
そして脳は、その情報を目や耳などから入ってくる情報とも組み合わせながら、身体の状態を把握しているんですね。
僕はここがすごく面白いところだと思っています。
というのも、僕たちは身体を動かすとき、どうしても筋肉のことばかり考えがちです。
でも実際には、筋肉が働くだけではなく、身体からどんな情報が脳に届いているのかということも、動きを調整するうえで大切なんです。
では、僕たちはどうやって自分の身体の位置や動きを感じ取っているのでしょうか?

第3章|身体の位置や動きはどうやって感じている?
前の章では、僕たちの身体には、自分の位置や動きを感じ取る「固有感覚」というものがあるとお話ししました。
では、どうやって自分の身体がどこにあるのかを感じ取っているのでしょうか?
例えば、目を閉じたまま肘をゆっくり曲げてみてください。
目で見ていなくても、肘が曲がっていくのがなんとなくわかりますよね。
実はこれ、筋肉や腱などにある「センサー」のようなものが働いているからなんです。
センサーといっても、機械が身体の中に入っているわけではありません(笑)
僕たちの筋肉や腱などには、身体の状態や変化を感じ取るための仕組みが備わっているんです。
例えば、筋肉の中には「筋紡錘(きんぼうすい)」というものがあります。
ちょっと難しい名前ですが、筋肉がどれくらい伸びているのか、どんな速さで伸びているのかといった情報を感じ取る役割があります。
ほかにも、腱には筋肉が発揮している力に関する情報を感じ取る仕組みがあります。
こうした情報が神経を通って脳へ送られることで、僕たちは自分の身体の位置や動きを把握することができるんです。
ただ、ここで一つ知っておいてほしいことがあります。
それは、身体の位置や動きは、一つのセンサーだけで感じ取っているわけではないということです。
筋肉や腱、関節、皮膚などから届くさまざまな情報を、脳が組み合わせながら身体の状態を把握しているんです。
さらに、目から入ってくる情報なども使いながら、身体の動きを調整しています。
僕はここがすごく大切だと思っています。
というのも、身体を動かすときって、どうしても「どの筋肉を鍛えるか」「どこをストレッチするか」ということに目が向きがち。
もちろん、筋力や柔軟性も大切です。でも、それだけではなく、自分の身体が今どんな状態なのかを感じ取る仕組みも、身体を動かすうえで大切な役割を果たしているんですね。
では、こうした感覚は、僕たちの普段の生活でどんなふうに役立っているのでしょうか?
次の章では、歩くことや階段を上ることなど、身近な動きを例にお話ししていきます。

第4章|体性感覚は普段の動きにも使われている
ここまで、体性感覚がどんなものなのか、そして身体の位置や動きをどうやって感じ取っているのかをお話ししてきました。
でも、こうした感覚って、普段の生活でどんなふうに役立っているのでしょうか?
例えば、皆さんは階段を上るとき、自分の膝がどれくらい曲がっているのかを考えながら歩いていますか?
おそらく、そんなことは考えていないですよね?
それでも、足を持ち上げて段差に乗せたり、体重を移動させたりすることができています。
実は、こうした何気ない動きにも体性感覚が関わっているんです。
もう一つ、身近な例を挙げてみましょう。
皆さんは、バッグの中からスマートフォンを取り出すとき、毎回バッグの中を覗き込んでいますか?
手探りでも、なんとなくスマートフォンの場所がわかることってありますよね。
これは、指先で物に触れた感覚だけでなく、自分の手や指がどんな位置にあって、どう動いているのかという情報も使っているからなんです。
こうして考えてみると、体性感覚って本当に身近なものですよね。
では、もしこうした身体からの情報を十分に利用できなかったら、どうなると思いますか?
例えば、自分の足がどこにあるのかを正確に感じ取ることが難しければ、足を置く位置を調整するのも難しくなるかもしれません。
実際に、病気などによって固有感覚が大きく低下すると、自分の手足の位置を把握しにくくなったり、目で確認しないと動きを調整しづらくなったりすることがあります。
ただし、ここで勘違いしてほしくないのは、動きがぎこちないからといって、必ず体性感覚に問題があるわけではないということです。
僕たちは身体を動かすとき、体性感覚だけでなく、目から入ってくる情報や、バランスを感じ取る仕組みなど、いろいろな情報を組み合わせています。
もちろん、筋力や柔軟性、これまでの運動経験なども関係しています。
だからこそ、僕は身体の動きを一つの原因だけで考えないことが大切だと思っています。
例えば、片脚立ちが苦手な方がいたとしても、それだけで「脚の筋力が弱いからですね」とは言い切れませんよね。
身体の位置を感じ取る力はどうなのか、バランスを取るためにどんな情報を使っているのか。
そういったことも、身体を見るうえで大切な視点になるんです。
では、筋力や柔軟性だけでは説明できない身体の動きには、どんなものがあるのでしょうか?
もう少し具体的な例を挙げながらお話ししていきたいと思います。

第5章|「筋力がない」「身体が硬い」だけでは説明できないこともある
ここまで、体性感覚が僕たちの身体の動きにどんなふうに関わっているのかをお話ししてきました。
ここで、皆さんにちょっと考えてみてほしいことがあります。
例えば、片脚立ちが苦手な人がいたとします。
皆さんだったら、どうして片脚で立つのが難しいと思いますか?
「脚の筋力が弱いからかな?」
「体幹が弱いから?」
そんなふうに考える方も多いんじゃないでしょうか。
もちろん、それも一つの可能性だと思います。
でも、僕はここで一度考えるようにしています。
「本当に筋力だけが原因なのかな?」と。
というのも、片脚で立つためには、筋肉で身体を支えるだけでなく、自分の身体が今どんな状態なのかを感じ取ることも大切だからです。
例えば、足の裏のどこに体重がかかっているのか。
足首がどの方向に傾いているのか。
こうした情報も使いながら、僕たちはバランスを取っているんですね。
もし、そうした情報をうまく利用できていなかったら、十分な筋力があってもバランスを取るのが難しくなる可能性があります。
これは身体の硬さについても同じようなことが言えます。
例えば、前屈をしたときにもも裏が突っ張る人がいたとします。
そうすると「もも裏の筋肉が硬いから、ストレッチしよう」と考えたくなりますよね。
もちろん、ストレッチが役立つこともあります。
でも、前屈のしやすさには、筋肉や関節の状態だけでなく、身体の動かし方や感覚の働きなど、いろいろな要素が関係している可能性があるんです。
だからこそ、「身体が硬い=筋肉を伸ばせばいい」とは限らないんですね。
ただ、ここで誤解してほしくないのは、筋トレやストレッチが必要ないと言いたいわけではないということです。
筋力も柔軟性も、身体を動かすうえですごく大切です。
僕自身、筋トレもストレッチも大切な選択肢だと思っています。
でも、それだけですべての身体の悩みを説明できるわけではありません。
僕が大切にしているのは、「何をすればいいのか」を考える前に、「なぜ今その動きが難しいのか」を考えることです。
筋力が足りないのかもしれない。
関節の動きに制限があるのかもしれない。
あるいは、身体の位置や動きを感じ取ることが関係しているのかもしれない。
そうやって、いろいろな可能性を考えながら、その人の身体を見ていくことが大切だと思っています。
では、実際に僕がお客様の身体を見るときには、どんなことを考えているのでしょうか?

第6章|僕がお客様の身体を見るときに大切にしていること
ここまで、身体を上手に動かすためには、筋力や柔軟性だけでなく、体性感覚も大切だというお話をしてきました。
では、実際に僕がお客様の身体を見るときには、どんなことを考えているのでしょうか?
例えば、片脚立ちが苦手なお客様がいたとします。
そんなとき、「脚の筋力が弱いから、筋トレをした方がいいのかな?」
そう考える方も多いと思います。
もちろん、それも一つの方法です。
でも、僕はそこで一度考えるようにしています。
「本当に筋力が足りないから、片脚で立てないのかな?」
というのも、同じように片脚立ちが苦手な方でも、その理由は人によって違う可能性があるからです。
例えば、僕がお客様の身体を見るときには、まず実際にどんなふうに片脚立ちをしているのかを確認します。
身体が大きく左右に揺れているのか。
足首をうまく使えているのか。
それとも、そもそも片脚で身体を支えるだけの筋力が足りていないのか。
こうしたことを見ながら、いろいろな可能性を考えていくんです。
そして、必要に応じて目を開けた状態と閉じた状態での違いを確認したり、足の裏にどんなふうに体重がかかっているのかを感じてもらったりすることもあります。
もちろん、目を閉じた途端にバランスが悪くなったからといって、それだけで体性感覚に問題があると判断するわけではありません。
大切なのは、一つの結果だけで原因を決めつけないことだと思っています。
僕は、身体を見るときに「何ができないのか」だけでなく、**「どうしたらできるようになるのか」**を考えることを大切にしています。
例えば、足の裏の感覚に意識を向けてもらうことで、動きに変化が出る人もいるかもしれません。
一方で、筋力を鍛えた方がいい人もいれば、関節の動きを改善することが必要な人もいると思います。
だからこそ、最初から「この運動をすれば大丈夫」と決めつけるのではなく、その人の身体を実際に見ながら、必要なことを一緒に探していきたいんです。
そして、僕がもう一つ大切にしていることがあります。
それは、「なぜその運動をするのか」をお客様にも理解してもらうことです。
ただ言われた運動をするだけではなく、自分の身体が今どんな状態で、何のためにその運動をしているのか。
そこまでわかると、自分の身体に対する見方も少し変わっていきます。
僕が目指しているのは、単にその場で動きが良くなることだけではありません。
お客様自身が自分の身体について理解を深めながら、これからも自分の身体と上手に付き合っていけるようになることです。
そのためにも、筋力や柔軟性だけにとらわれず、体性感覚も含めて身体を見ていくことを大切にしています。
では、こうして自分の身体を感じ取ることは、これからの生活にどんなふうにつながっていくのでしょうか?
身体を整えることの本当の目的について、僕の考えをお話ししたいと思います。

第7章|身体を感じられることは「やりたいこと」を続ける土台になる
ここまで、体性感覚がどんなものなのか、そして身体を動かすうえでどんな役割を果たしているのかをお話ししてきました。
皆さん、いかがでしたか?
普段はあまり意識することのない感覚ですが、実は僕たちの生活のいろいろな場面で使われているんですね。
ここで最後に、僕が皆さんにお伝えしたいことがあります。
それは、身体を整えること自体がゴールではないということです。
例えば、以前より片脚立ちが安定してできるようになったとします。
もちろん、それは嬉しい変化ですよね。
でも、僕はそこで終わりにしたくないんです。
というのも、片脚立ちができるようになること自体が、本当にやりたいこととは限らないからです。
例えば、旅行先で景色を楽しみながらたくさん歩きたい。
階段や段差を気にせず、友人といろいろな場所へ出かけたい。
年齢を重ねても、好きな趣味を続けていきたい。
そうした生活のために、身体を整えたり、鍛えたりすることが大切なんじゃないかなと僕は思っています。
そして、そのための一つの土台になるのが、今回お話ししてきた体性感覚なんです。
もちろん、体性感覚を鍛えれば、すべての動きが良くなるというわけではありません。
筋力や柔軟性、バランスを取る力など、身体を動かすためにはいろいろな要素が関わっています。
だからこそ、僕は一つの方法だけにこだわるのではなく、その人にとって今何が必要なのかを考えるようにしています。
筋肉を鍛えることも、身体を柔らかくすることも、体性感覚に目を向けることも、すべてはその先の生活をより良くするための手段だと思っているからです。
皆さんも、もし今「身体が硬いから」「筋力がないから」と、やりたいことを諦めかけているのであれば、少し違った角度から自分の身体を見てみてほしいんです。
今できないことがあっても、それがずっとできないとは限りません。
大切なのは、できない理由を一つに決めつけるのではなく、どうしたらできるようになるのかを考えることだと思います。僕自身も、お客様と一緒にその可能性を探していきたいと思っています。
身体は、人生を楽しむための大切な手段です。
これからも自分の身体で好きな場所へ行き、好きなことを楽しめるように。
そのために、筋力や柔軟性だけでなく、今回お話しした「身体を感じる力」にも、ぜひ目を向けてみてください。
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