身体が硬いのはなぜ?「筋肉が硬い」だけでは説明できない身体の硬さ

こんにちは!

武蔵境の土台から整える女性向けパーソナルジム
Kaid Fit武蔵境店の千葉です!

今回のテーマはこちら!

「身体が硬い=筋肉が硬い」とは限らない

「私、身体が硬いんです」

こういうお悩み、かなりよく聞きます。

例えば前屈をしたときに、もも裏が突っ張る。

そうすると、

「もも裏の筋肉が硬いから、ストレッチしないと」

って思いますよね。

でも実は、身体が硬いからといって、必ずしも「筋肉そのものが硬くなっている」とは限りません。

もちろん、筋肉や腱などの組織の状態が柔軟性に影響することはあります。

ただ、僕たちが普段感じている「硬い」「突っ張る」「これ以上動かない」という感覚は、それだけでは説明できないんです。

というのも、筋肉は勝手に力を入れたり、緩んだりしているわけではありません。

脳や神経からの指令を受けながら、そのときの状況に合わせて働き方を変えています。

なので、

「身体が硬い=筋肉が硬い=とにかく伸ばせばいい」

と考えるのは、少し早いかもしれません。

僕が身体を見るときに大切にしているのは、

「どこが硬いんだろう?」ではなく、「なぜこの身体はここで動きを止めているんだろう?」

と考えることです。

では、脳や神経はどうやって身体の動きを調整しているのでしょうか?

もう少し詳しく見ていきましょう!


筋肉は脳・神経系からの指令によって働いている

そもそも筋肉って、勝手に力が入ったり、緩んだりしているわけではありません。

筋肉を動かしているのは、脳や神経から送られてくる指令です。

例えば、前屈をしたとき。

もも裏が突っ張って、

「痛い、もうこれ以上いけない!」

ってなることがありますよね。

このとき、「もも裏の筋肉が硬いから止まっている」と思うかもしれません。

でも、必ずしもそれだけが原因とは限らないんです。

僕たちの身体は、今どんな姿勢なのか、どのくらい筋肉が伸ばされているのか、ちゃんと身体を支えられているのかなど、いろいろな情報を受け取りながら動いています。

そして、その情報をもとに脳や神経系が筋肉の働きを調整しています。

だから身体の硬さを見るときも、

「この筋肉が硬いから伸ばそう」

だけではなく、

「なんで身体はここで動きを止めているんだろう?」

と考えることが大切です。

では、身体はなぜわざわざ動きを止めるのでしょうか?


身体は「安全に動ける範囲」を調整している

では、なぜ身体はわざわざ動きを止めるのでしょうか?

ここで大切なのが、僕たちの身体はただ「たくさん動けばいい」と考えているわけではないということです。

例えば前屈をしたときに、

「これ以上いくと怖い」
「なんとなく突っ張る」
「ここから先は力が入っちゃう」

こんな感覚が出ることがありますよね。

これは必ずしも、その場所の筋肉そのものが短くて、それ以上伸びないということではありません。

身体は、今の姿勢や関節の位置、どのくらい力が入っているのかなど、いろいろな情報を受け取りながら動きを調整しています。

その中で「ここから先はうまくコントロールできない」となると、筋肉の働きを変えて動きを制限することもあります。

特に、過去に痛めた経験があったり、普段あまり動かしていなかったりすると、特定の動きに対して身体が慎重になることもあります。

だから、

「身体が硬い=悪いこと」

とも限らないんです。

もしかしたら今感じているその硬さは、身体が今の状態に合わせて動きを調整した結果かもしれません。

だからこそ、無理やり伸ばすことだけを考えるのではなく、

「どうしたら、この身体がもっと動きやすくなるんだろう?」

と考えていくことが大切です。

では、身体が硬いときにストレッチをすると、その場で柔らかくなることがありますよね。

あれは一体、身体の中で何が変わっているのでしょうか?


ストレッチですぐ柔らかくなるのはなぜ?

ここで一つ、考えてみてほしいことがあります。

身体が硬いときにストレッチをすると、その場で前屈が深くなったり、肩が動かしやすくなったりすることってありますよね。

でも、これって少し不思議じゃないですか?

もし「身体が硬い=筋肉そのものが短くなっている」ということなら、数十秒ストレッチしただけで、急に筋肉が長くなったとは考えにくいですよね。

実はストレッチをした直後に身体が柔らかくなる理由には、筋肉そのものの変化だけではなく、「ここまで伸ばしても大丈夫」と感じられる範囲が変わることも関係しています。

最初は「これ以上いったらキツい」と感じていたところから、少しずつ身体がその刺激に慣れていく。

すると、さっきよりも少し先まで動けるようになることがあります。

つまり、

「柔らかくなった=筋肉が伸びた」

とは限らないんです。

ストレッチによって、その動きに対する身体の感じ方や反応が変わった結果として、動ける範囲が広がっていることもあります。

だから身体の柔軟性を考えるときは、

「どの筋肉を伸ばせばいいんだろう?」

だけではなく、

「どうしたら身体がもっと安心して、この範囲まで動けるようになるんだろう?」

という視点を持つことも大切です。


硬いところを伸ばせばいいとは限らない

ここまで読んでいただくと、

「じゃあ、身体が硬いときは何をすればいいの?」

と思いますよね。

もちろん、ストレッチが悪いわけではありません。

ストレッチをして動きやすくなるのであれば、それも一つの選択肢です。

ただ、大切なのは、

「硬く感じる場所=原因」とは限らない

ということです。

例えば、前屈をしたときにもも裏が突っ張るからといって、必ずしも、もも裏をひたすら伸ばせばいいとは限りません。

身体の支え方を変えてみたり、呼吸を変えてみたり、足の裏から入ってくる感覚を変えてみたり。

一見、もも裏とは関係なさそうなところにアプローチしただけで、前屈がしやすくなることもあります。

そうなると、

「本当に、もも裏の筋肉が硬かっただけなのかな?」

という話になりますよね。

だから僕は、硬いところを見つけてすぐに伸ばすのではなく、

「何を変えたら、この人の動きが変わるんだろう?」

ということを大切にしています。

身体の硬さはあくまで今起きている「結果」の一つ。

その結果だけを見るのではなく、なぜそうなっているのかまで考えていくことが大切です。


Kaid Fitでは「なぜ硬いのか?」を考えます

Kaid Fitでは、

「ここが硬いから、とりあえずストレッチしましょう」

という考え方だけで身体を見ることはしません。

大切にしているのは、

「なぜ、この人の身体はここで動きを止めているんだろう?」

ということです。

例えば、前屈が硬い人でも、その原因は全員同じとは限りません。

身体の支え方を変えたら動きやすくなる人もいれば、呼吸を変えたら動きやすくなる人もいます。

足の裏への刺激や、目の動きなど、一見すると柔軟性とは関係なさそうなことをしただけで動きが変わることもあります。

だからこそ、最初から「この筋肉が硬いからこれをやりましょう」と決めつけるのではなく、

実際に身体の反応を見ながら、その人が動きやすくなる条件を探していきます。

身体が硬いこと自体が問題なのではありません。

その硬さによって、やりたいことができなかったり、日常生活で困っていたりするのであれば、そこを変えていけばいい。

ただ柔らかい身体をつくるのではなく、

「やりたいことができる身体をつくる」

Kaid Fitでは、そんな身体づくりを大切にしています。


身体が硬いのには、ちゃんと理由がある

今回は「身体の硬さ」についてお話ししてきました。

身体が硬いと、

「筋肉が硬いからだ」
「もっとストレッチしないと」

と思ってしまいがちですよね。

でも、ここまでお話ししてきたように、身体の硬さは筋肉だけで決まるものではありません。

脳や神経系が筋肉をどうコントロールしているのか。

その動きを身体がどう感じているのか。

今の身体で、その動きをどこまでコントロールできるのか。

こういったいろいろな要素が関わって、今の動きがつくられています。

だから、身体が硬いからといって、

「とにかく硬いところを伸ばさなきゃ」

と考えなくても大丈夫です。

まずは、

「なんで今、自分の身体はここで動きを止めているんだろう?」

と考えてみる。

身体の硬さを悪者にするのではなく、その理由を探していくことが大切です。

そして僕が一番大切だと思っているのは、身体を柔らかくすること自体を目的にしないこと。

身体が動きやすくなった先で、

旅行をもっと楽しみたい。

趣味を長く続けたい。

痛みを気にせず日常生活を送りたい。

そんな自分のやりたいことができるようになる。

そのための一つの手段として、身体を整えていきましょう。


この記事からさらに詳しく知りたい方へ

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