O脚もX脚も、実は「同じ原因」だった話

こんにちは。
武蔵境の整体×トレーニングジム Kaid Fit の千葉です。

鏡の前で「なんで私の脚、まっすぐじゃないんだろう…」と思ったことはありませんか?

太ももの外側ばかり張って、脚のラインが歪んで見える。
ストレッチしても、マッサージしても、なぜか変わらない。

もしかしたら、その原因は――
「股関節のねじれ」 にあるかもしれません。

見た目は「O脚」でも「X脚」でも、実はどちらも同じ根っこを持っているんです。


「O脚=がに股」「X脚=内股」って思ってませんか?

見た目だけで言えば、O脚は外向き、X脚は内向き。
でも体の中では、どちらも共通して太ももの骨(大腿骨)が内にねじれている状態になっています。

このねじれを専門用語で「股関節の内旋」といいます。


股関節が内にねじれると、脚のバランスが崩れる

股関節は、太ももの骨が骨盤にはまりこんでいる関節です。
ここが内にねじれると、体の使い方が変わります。

  • 太ももの前ばかり使ってしまう

  • お尻の筋肉が働かなくなる

  • 膝がねじれて、脚のラインが曲がる

結果として、脚の見た目がO脚やX脚に分かれるんです。
見た目は違っても、原因はひとつ――股関節の内旋


O脚とX脚の違い

● O脚タイプ

骨盤が少し前に倒れて(前傾)、お尻を突き出したような姿勢。
膝が外を向いて見えますが、実際には太ももの骨が内にねじれています。
太ももの前側や外側が張りやすく、「脚が太く見える」タイプ。

● X脚タイプ

一見、内股で膝がくっつくように見える。
ここには2種類あります。

  • 骨盤が後ろに倒れて(後傾)猫背気味なタイプ

  • 骨盤は前傾しているけど、太ももが内にねじれているタイプ

つまり、X脚にも前傾型と後傾型があるということ。
どちらにも共通しているのは、太ももの骨が内にねじれている点です。


改善のポイントは「ねじれのリセット」

O脚でもX脚でも、最初にやるべきことは同じです。
股関節を正しい向きに戻すこと。

そのためには:

  • 太ももの前や外側をゆるめる

  • お尻の横(中殿筋など)をしっかり使う

  • 骨盤を立てて、体の軸をまっすぐに保つ

この3つを意識するだけで、脚のラインは少しずつ変わっていきます。
逆に、「内ももをひたすら鍛える」「脚を無理に閉じる」といった方法は逆効果になることもあります。


まとめ

O脚もX脚も、見た目は違っても原因は同じ。
股関節のねじれを整えることが、まっすぐで美しい脚をつくる第一歩。

Kaid Fitでは、整体で体のゆがみを整えながら、
トレーニングで“正しい使い方”を身につけるサポートをしています。

鏡を見るのが楽しくなる脚を、いっしょに作っていきましょう!