こんにちは!
パーソナルトレーニングジムKaid Fit武蔵境店の千葉です!
「夏よりも冬のほうが痩せやすい」という話は聞いたことはあるでしょうか?
この説は実は本当です。
今回は冬のほうが夏よりも痩せやすい理由をわかりやすく解説し、その原理をダイエットに生かす方法を解説していきます。
夏よりも冬が痩せやすい理由 |
夏よりも冬のほうが痩せやすい理由、それは冬のほうがエネルギー消費量が増えるためです。
その秘密は脂肪細胞にあります。
脂肪細胞と聞くと体脂肪そのものをイメージしてしまうかもしれませんが、実は体脂肪には以下の3種類があります。
①白色脂肪細胞:一般的に想像される体脂肪のこと、皮下や内臓の周りにつく脂肪。
②褐色脂肪細胞:減らしたい体脂肪を燃焼し熱を生み出してくれる細胞、首や肩甲骨回りにある脂肪。
③ベージュ脂肪細胞:長期の寒さによって白色細胞から変わる脂肪。褐色脂肪細胞と同様に体脂肪を燃焼する働きがある。
これらのうち、褐色脂肪細胞と白色脂肪細胞は寒い環境に身を置くと、活性化し消費カロリーを増やすといわれています。
ある実験では
A:室温よりも少し低いくらいの空間に毎日2時間ずつ6週間滞在するグループ
B:上記の条件を課されなかったグループ
のふたつに分かれたグループを比べたところ、Aのグループは6週間で平均1キロの脂肪を落とすことが出来たという結果もあります。
つまり寒い環境に身を置くだけでも痩せる効果が期待できるということです。
さらに寒い環境に身を置くことは、健康長寿効果も期待できます。
長寿遺伝子を働かせるには快適とは言えない環境に身を置くことも一つの手段で、「鳥肌が立つ」「歯がカチカチなる」「腕が振るえる」などの状態をある程度経験すれば、長寿遺伝子は必要なストレスを受け取って健康的な脂肪を増やしてくれます。
このように冷感刺激は痩身効果だけではなく、健康長寿効果も期待できるといえます。
冷感刺激を与える方法 |
体へ冷感刺激を与えるには以下のような方法があります。
毎日行うのではなく、時々これらを行うだけでも褐色脂肪細胞を活性化し、ベージュ脂肪細胞を増やすことができダイエット効果を高めることが出来ます。
①水風呂に入る
②冷水シャワーを浴びる
③冬でも暖房を使わない
④冬でも厚着をしない
またベージュ脂肪細胞は上記の冷感刺激だけではなく、運動やカロリー制限のような適度なストレスによっても増やすことが出来ます。
まとめ |
脂肪と聞くとダイエットにおいては悪者に思われがちですが、実は体脂肪燃焼のために重要な脂肪もあります。
冬は特に何もしなくても冷感刺激を受けるため、褐色脂肪細胞やベージュ脂肪細胞が刺激されますが、夏も工夫をすれば同じような状態を作ることは可能です。
寒いと感じるときは、「今痩せている!脂肪が燃えている!」という風にポジティブに考えて寒さをダイエットの強い味方にしましょう。
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