甘いものがやめられない自分を責めないで

こんにちは!

武蔵野市の整体×トレーニングのパーソナルジム
Kaid Fit武蔵境店の千葉です!

また食べちゃった…と落ち込んでいませんか?

仕事が終わって疲れて帰る途中、コンビニでついスイーツを買ってしまう。
「今日こそ我慢しよう」と思っていたのに、気づいたら手が伸びていた。
そして食べたあとの後悔。
…そんな日、ありませんか?

でも、それはあなたが意志が弱いからではありません。
むしろ、真面目で頑張り屋さんほど「ストレス食い」にはまりやすいんです。

甘いものを欲してしまうのは、脳が「助けて」とサインを出している証拠。
今日は、そんな“優しいSOS”を上手に受け止めながら、
ストレス食いを少しずつ手放す方法を一緒に考えていきましょう。


なぜストレスを感じると甘いものが欲しくなるの?

● 脳が「生きるため」に糖を求めている

人間の脳は、活動のエネルギーの約6割をブドウ糖から得ています。
仕事で頭を使いすぎたり、人間関係でストレスを感じたりすると、
脳はエネルギー不足を感じて「糖分ちょうだい!」と信号を出します。

つまり、あなたが甘いものを欲してしまうのは、
体がきちんと働こうとしている証拠なんです。
我慢できないのは、“人として自然な反応”なんですよ。

● ストレスホルモン「コルチゾール」のせいでもある

ストレスを感じると、体の中では“コルチゾール”というホルモンが分泌されます。
このホルモンは、血糖値を上げて体を守る役割を持っていますが、
同時に「食欲を増やす」という性質もあるんです。

つまり、イライラしたときに甘いものを欲するのは、体の正常な反応。
それを“気合い”でどうにかしようとすると、むしろ悪循環になります。

● 「癒し」と「安心」をくれるのが糖

チョコやスイーツを食べると、脳内でセロトニンやドーパミンといった
“幸せホルモン”が分泌されます。
一瞬で気分が軽くなるのは、その化学反応のせい。
甘いものは、あなたの心を守る“応急処置”をしてくれているのです。


「意志が弱い」わけじゃない。“環境設計”の問題です

● 冷蔵庫にスイーツがある時点で勝負は決まっている

疲れた夜、目の前にプリンがあったら…誰だって食べます。
人間は、目に入ったものに反応して動くようにできているから。
つまり、**「我慢」より「見えない工夫」**のほうが大切。

お菓子を買い置きしないだけで、食べる回数はぐっと減ります。
意志よりも環境を整える方が、ずっと楽なんです。

● デスクワークは“食べすぎ”を誘発しやすい環境

長時間座りっぱなしだと、血糖値が乱れやすく、
「頭が働かない」と感じやすくなります。
その結果、脳が“糖分でリセット”しようとする。

さらに運動不足で筋肉による糖の吸収力も落ちているため、
食べた糖がエネルギーとして使われず、脂肪として残りやすくなる。
これが、デスクワーク女性に多い「夕方のチョコ習慣」の正体です。


ストレス食いを止めるための3ステップ

Step1:まず「自分のパターン」を知る

甘いものを食べたくなるタイミングを、1週間だけメモしてみましょう。
・仕事の締め切りが近いとき
・人間関係でもやもやしたとき
・夜ひとりでリラックスしているとき
こうして見返すと、「自分の食べグセ」が見えてきます。
原因が見えると、対策はぐっと立てやすくなります。

Step2:ゼロにせず“代替する”

「やめる」ではなく「変える」がコツ。
脳は「禁止」と言われると反発します。
だから、食べてもOKな“次善策”を作っておくこと。

たとえば、
・チョコ→カカオ70%以上のダークチョコにする
・お菓子→プロテインバーやオートミールクッキーに置き換える
・甘い飲み物→炭酸水+レモンや無糖カフェラテに変える
我慢よりも「うまく付き合う」を選ぶほうが続きます。

Step3:体を動かして“快感ルート”を変える

甘いものを食べたときと同じように、運動でもセロトニンやエンドルフィンが分泌されます。
つまり、運動によって「幸福感を得る回路」を作ることができるんです。
軽いストレッチやヨガ、10分のウォーキングでもOK。
「食べる以外で気分を上げる方法」を増やすことが、長期的には最強の対策です。


「心の空腹」を見つめてあげよう

● 本当に欲しいのは“甘さ”じゃなく“安心”

仕事のプレッシャー、人との関わり、孤独感。
そうしたストレスを少しでも軽くしたくて、私たちは甘いものに頼ります。
でも、実際に欲しいのは「安心」や「癒し」。
甘いものはそれを一時的にくれるけれど、根本は満たしてくれません。

だから、「頑張りすぎた日にはちゃんと休む」ことも立派なダイエット。
心が休まらない限り、食欲の波はおさまりません。

● 睡眠不足は“甘いもの欲”を暴走させる

寝不足のとき、無性にスイーツが食べたくなるのは偶然じゃありません。
睡眠不足は「食欲を抑えるホルモン(レプチン)」を減らし、
「食欲を増やすホルモン(グレリン)」を増やしてしまいます。
つまり、寝ないとどんなに頑張っても食欲が勝つ。
しっかり眠ることも、立派なストレス対策です。


「甘いものと上手に付き合う」ための具体策

シーン おすすめ対処法
午後の集中力切れ ナッツやプロテインドリンクを常備
生理前の食欲暴走 ダークチョコを1〜2枚だけ、ゆっくり味わう
帰宅後の無気力食い シャワー→ストレッチ→ハーブティーで切り替え
イライラMAXのとき 10分の散歩、または短時間の筋トレでリセット
ご褒美スイーツ欲 「週1スイーツDAY」をスケジュールに入れる

我慢するより、“ルールを決めて楽しむ”ほうが長続きします。
「今日は食べていい日」と決めておけば、
普段は不思議と落ち着いて過ごせるようになります。


甘いものを受け止められる“強い体”を作る

● 筋トレはストレス食いの最強予防薬

筋肉が増えると、食べた糖がエネルギーとして使われやすくなります。
つまり、筋肉が多いほど「食べても太りにくい」体になる。
特にスクワット・デッドリフト・ヒップスラストなど
下半身の大きな筋肉を使うトレーニングは効果的です。

筋トレのあとは糖が筋肉に取り込まれやすい状態になるので、
“食べてもOKなタイミング”を上手に作ることができます。
罪悪感よりも「このタイミングなら大丈夫」という自信が大切。

● 「運動で癒される」経験を増やそう

運動すると、ストレスホルモンのコルチゾールが減り、
幸せホルモンのセロトニンが増えます。
つまり、甘いものと同じ「癒し」を体が自分で作り出せるようになるんです。
Kaid Fitのようなパーソナルジムでは、
無理なくストレス発散できるプランを一緒に作れます。


完璧を目指さないことが、いちばんの近道

ストレス食いを完全にゼロにするのは、誰にとっても難しいこと。
でも、「前より回数が減った」「食べても立て直せた」
そんな小さな変化をちゃんと喜ぶことが大事です。

甘いものを食べた自分を責めるのではなく、
「今、どんな気持ちで食べたんだろう?」と優しく観察してあげてください。
それが“コントロールする力”を育てます。


まとめ

  • 甘いものを欲するのは、脳が「助けて」と言っているサイン

  • 意志よりも、環境と習慣が9割

  • やめるより、うまく付き合う方が続く

  • 運動・睡眠・リラックスが最強のストレス対策

  • 自分を責めず、少しずつ生活を整えていけばいい


 おわりに

ストレス食いは、誰の中にもある“自分を守る力”のひとつ。
それを否定する必要なんてありません。
ただ、もう少し自分を楽にできる方法を知るだけで、
その力を「自分を苦しめるもの」から「自分を支えるもの」に変えられます。


甘いものがやめられないのは、頑張りすぎている証拠かもしれません。
Kaid Fit武蔵境店では、姿勢改善×ボディメイクを通して
「我慢しないのに体が整う習慣」を一緒に作ります。

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