こんにちは!
武蔵野市の整体×トレーニングのパーソナルジム
Kaid Fit武蔵境店の千葉です!
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「ストイックだから痩せる」は、実は一番遠回りかもしれない
ダイエットを頑張ろうと決めたとき、多くの人がまずやろうとするのが
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甘いものを我慢する
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夜は食べない
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好きなものは全部禁止
いわゆる「ストイックなダイエット」。
一見、意志が強くてかっこいいし、「これくらいやらなきゃ痩せないよね」と思いがちです。
でも実はこのやり方、
食べ物のことが頭から離れなくなる原因になっていることがとても多いんです。
きついダイエットほど、食べ物に支配される理由
「食べちゃダメ」「我慢しなきゃ」と考えれば考えるほど、
不思議なくらい食べ物のことばかり考えてしまう。
これ、意志が弱いからではありません。
脳は
「制限=危険」「足りない=生存リスク」
として認識してしまうため、
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ずっと食べ物のことが気になる
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空腹以上に“食べたい気持ち”が強くなる
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ある日突然、反動で食べすぎてしまう
という状態を作り出します。
つまり、
頑張っているつもりでも、脳はずっと緊張状態。
これでは、長く続かないのも当然です。
「食べたければ食べればいい」という不思議な変化
ここで少し意外な話をします。
きついダイエットをやめて
「食べたければ食べればいいじゃん」
という考え方に切り替えた人ほど、
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逆に食べなくても平気になる
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少量で満足できる
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食事に振り回されなくなる
という変化が起きることがあります。
一見、矛盾しているように感じますよね。
でもこれは、
自分に甘くなったからではありません。
ストイックだから食べない、ではなく
冷静だから食べない
この違いがとても重要です。
ストイックな状態では
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食べない=我慢
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食べる=失敗
という二択になっています。
一方、冷静な状態では
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食べることも選べる
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食べないことも選べる
選択権が自分に戻ってきます。
すると脳は
「今ほんとにお腹空いてる?」
「これ、今必要かな?」
と、落ち着いて判断できるようになります。
結果として
「今は別に食べなくていいか」
という選択が、自然にできるようになる。
これは我慢ではなく、自己調整です。
痩せている人ほど、実はストイックじゃない
長期的に体型をキープできている人ほど、
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食べ物を善悪で判断しない
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完璧を目指さない
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無理な制限をしない
という共通点があります。
ストイックそうに見えて、実はとても冷静。
だから
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リバウンドしない
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食事でメンタルが乱れない
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ダイエットが「特別なもの」にならない
という状態を作れています。
ダイエットで一番大切なのは「自分を追い込むこと」じゃない
痩せるために必要なのは、根性でも、我慢でもありません。
必要なのは自分の体と感覚を冷静に感じ取れる状態を作ること。
食べたければ食べる。
でも、食べなくてもいいなら食べない。
このバランスが取れたとき、
ダイエットは一気に楽になります。
最後に
もし今、
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ダイエットを始めるたびに苦しくなる
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食べ物のことばかり考えてしまう
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頑張っているのに続かない
そんな状態なら、それはあなたの意志の問題ではありません。
やり方が、冷静さを奪う設計になっているだけ。
「ストイックだから食べない」から
「冷静だから食べない」へ。
この視点を持つだけで、
ダイエットの景色は大きく変わります。



